〒862-0946 熊本県熊本市画図町所島135-1
TEL:096-379-3888 FAX:096-379-6001
診察・検査の予約に関して

熊本市の脳神経外科/内科/消化器内科/内視鏡/胃カメラ/大腸検査/頭痛//物忘れ/脳卒中/めまい/訪問診療

内視鏡(胃・大腸)

特定健診
Mobile 上記QRコードよりモバイル専用ページがご覧いただけます。
毎月1日発行 院内誌 えんゆう 病気の事や、医院情報はもちろんのこと、脳トレや肥後狂句など楽しい内容が満載!院内にも置いております。記事の内容はコチラ
HOME»  内視鏡(胃・大腸)

当院での負担の少ない内視鏡検査への取り組み

 内視鏡検査というと、きつくて苦しい検査というイメージのある患者様も少なくないかもしれませんが、内視鏡機器の進歩と技術に向上による苦痛の少ない検査が可能になっています。胃カメラでは食道・胃・十二指腸を、大腸カメラでは大腸・直腸・肛門を調べることができます。
 当院では細い胃カメラ(直径5.9mm:通常は直径10mm程度)を使用し、患者様のご希望に応じて鼻からの検査、従来からの口からの検査を行っております。鼻からの検査はのどちんこに内視鏡があたらないためオエッとなる反射が少なく、一般的に苦痛が少ないと言われており検査中も会話が可能です。鼻からの内視鏡についてもっと詳しく知りたい方は、富士フイルムメディカル株式会社【鼻から。JP】のWebサイトをご覧ください。口からの検査でも径が細いために喉を超える時のオエッとなる反射が少なくなっています。
以前は細い胃カメラは画質が悪いというイメージがありましたが、技術の進歩に伴い通常の内視鏡と比較し遜色ないレベルまで改善しています。また、BLI(Blue LASER Imaging)やLCI(Linked Color Imaging)といった特殊光を使用した観察で、癌や炎症といった異常を早期に発見する努力をしています。 

大腸カメラについては、BLIやLCIといった特殊光に加え拡大機能がついており微小な癌を見落とさない努力をしています。検査時は、軸保持短縮法により大腸を短縮しながら内視鏡を直線的に最短ルートで挿入するようにしています。また、一般的に大腸は空気を入れて観察するためお腹の張りが苦痛になりますが、当院では空気ではなく吸収の早い炭酸ガスを使用することにより、苦痛を少しでも軽減する工夫をしています。
検査前のお尋ねの際に希望されている方には、治療が必要な大腸ポリープが見られた場合は、そのまま治療までさせて頂きます。
内視鏡機器の洗浄消毒は、1回の検査ごとに全自動洗浄装置を用いて洗浄を行っていますので安心して検査を受けてください。
また苦痛軽減のため鎮静剤、鎮痛剤の使用も適宜行っておりますので、検査にご不安のある方はお気軽にご相談下さい。胃カメラと大腸カメラの同日検査も行っておりますので、お時間のない方や、何度も食事を抜いての検査を希望されない方は是非ご利用ください。

当院での内視鏡検査の特徴

ポイント1 従来の口からの検査はもちろん鼻からの内視鏡にも対応
ポイント2 軸保持短縮法による大腸内視鏡挿入
ポイント3 お腹の張りを軽減する炭酸ガスを使用
ポイント4 希望に応じて鎮静剤を使用
ポイント5 特殊光と拡大内視鏡で早期発見
ポイント6 大腸カメラ検査時にポリープ治療まで1回で
ポイント7 胃カメラと大腸検査を同日に可能
ポイント8 内視鏡洗浄は1検査ごと全自動洗浄装置を使用し常に清潔

ご予約について

 胃カメラは朝食を抜いて来ていただければ当日の検査が可能です。当院ではできるだけ待ち時間を無くすため、緊急時を除き予約の方優先で検査をさせて頂いています。胃カメラについては電話でのご予約も可能ですので是非ご利用ください。
 大腸カメラは下剤の処方が必要なため、一度受診をお願い致します。院内の専用の部屋でリラックスして下剤の内服も可能ですので、自宅での下剤の内服に不安のある方はご遠慮なくお申し付けください。
 ご予約は 096-379-3888

設備紹介


  • 内視鏡・超音波検査機器

  • 細く負担の少ない胃カメラ(5.9mmの細く反射の出にくいものを使用しています。)

  • 2階 前処置室
    大腸検査のための下剤内服をして頂く部屋。
    快適な部屋で本やテレビを観ながら飲むことができます。

  • ウォシュレット付きトイレ

Q&A

胃カメラに関して

胃カメラはどういう人が受けたほうがいいですか?
胸焼けや腹痛・吐き気が続く
胸のつかえる感じがある
胃炎といわれたことがある
バリウム検査で異常を指摘された
血液検査で、ペプシノゲン異常やピロリ抗体を指摘された
胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃がんを治療したことがある
親戚に胃がんを患った人がいる
胃カメラを初めて受けるのですが大丈夫ですか?
まずは十分に説明させていただき、納得して検査を受けて頂いています。通常より細い内視鏡の採用や、不安の強い方は軽い鎮静剤を使用してリラックスした状態で検査を行うことができます。
麻酔を使って検査できますか?
可能です。希望される方には、鎮静剤を使用してうとうとした状態で検査を行っています。8-9割の方が希望され使用しています。鎮静剤の使用に加え、細い内視鏡の使用で苦痛を最小限にする工夫をしています。
大腸カメラと一緒にうけることができますか?
できます。実際当院で大腸カメラを希望して受診される方の、半数以上が一緒に胃大腸カメラを行っています。検査時はまず胃カメラを5分程度で終了し、ベッドの向きを回転し大腸カメラを20分程度で行います。
一緒にピロリ菌の検査もできますか?
行っています。通常内視鏡でするピロリ検査は、迅速ウレアーゼ試験という組織をつまんで行う検査法で当日結果もご説明できます。胃酸を抑える胃薬の内服中などで、迅速ウレアーゼ試験で正確な判定ができない場合は、採血での抗体法や尿素呼気試験などで評価することができます。
バリウム検査と胃カメラの違いは何ですか?
バリウム検査は胃の表面へ広げたバリウムをレントゲン撮影し、影絵で評価する方法です。一方胃カメラは直接胃内を見ることができ、より多くの情報をえることができます。必要時はそのまま色素散布や組織検査により病変を詳しく調べることができます。実際検診のバリウム検査で異常を指摘された場合の精密検査は胃カメラなので、はじめから胃カメラを希望される方が増えています。バリウムより胃カメラのほうが、病変の発見率が高く死亡率を減らすことができると報告され、全国的に胃カメラでの検診が推進されています。
熊本市でも2019年3月から50歳以上の方を対象とした胃カメラでの胃がん検診が開始となりました。

 

大腸カメラ

どういう人が受けたほうがいいですか?
下痢や便秘・下腹部痛が続いている
便が細くなってきた
便に血がまじる
便潜血検査で陽性であった
ポリープの治療をしたことがある
親戚に大腸がんをわずらった人がいる
大腸カメラはきついと聞いて心配です。
当院では挿入方法、お腹の張りを軽減する炭酸ガスの使用、鎮静剤・鎮痛剤の使用など苦痛軽減のためにできる方法を全て取り入れています。当院での内視鏡検査は全て消化器内視鏡の専門医が行っています。
ポリープはその場で治療できますか?
検査時に治療まで行っています。検査時に治療まで行えない場合は、検査と治療で下剤を2回の飲まなければならず大変ですよね。ポリープ治療の希望を確認させて頂き、希望がある方には事前に治療について案内しています。入院・外来ともに対応しており、個数や大きさ本人の状態に応じていずれかを提案しています。
以下の方は医師との相談になります
 ・心筋梗塞・脳卒中・肝硬変・透析中の方
 ・血液をさらさらにする薬を内服している
 ・ペースメーカーや植込み型除細動器などを使用している
PAGE TOP